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地球や家計に優しいロードヒーティングの普及を目指す

ステンレスパワーヒーティングシステムを展開する、


三栄工業株式会社さんにお話しを聞きました。







ステンレスパイプを用いることで、従来のパイプよりも熱伝導率が

高く効率的に融雪できるため、燃料となる灯油を大幅に節約できる

ことが特徴です。

北海道の冬は雪との闘い。しかし限りある資源は大事にしたいし

ランニングコストも抑えたい。そんな要望に応えてくれるステンレス

パイプですが、三栄工業さんでは導入費の削減も考え、ステンレス

だからこそ実現可能な 「じか敷き施工」 を開発されました。









既存の路盤やアスファルトの上に、じか敷きにすることにより、

掘削などの土木工事が大幅に減少されるほか、既存の路盤や

舗装が廃材となることもありません。


4tトラックが乗ってもつぶれることのない、ステンレスパイプだから

こそ実現可能な工法!

まさに環境に配慮された画期的なロードヒーティングと言えるかも

しれません。





ここまで完成されたシステムではありますが、三栄工業さんでは

もっと稼動コストを削減するため、現在、風力発電を利用した

システム開発にも力を入れているとのことでした。





灯油代を節約するため、稼動時間を削って我慢するのではなく

快適な環境を維持しながら経済的でなおかつムダの少ない効率的な

運用をするためのシステムであり、更なる進化も構想中の三栄工業さん

のお話しはいろいろ考えさせられることが多かったです。





導入費用だけで比較され、何度も悔しい思いをしてきたことも

容易に想像できますが、それでも諦めることなく北海道の雪問題と

地球環境、ランニングコストの削減と戦い続けて出来上がった

このステンレスロードヒーティングが、評価される日が近いのでは

ないかと思いました。




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2008.05.25 Sun l アースデイ2008企画(エコロジー賃貸) l コメント (0) トラックバック (0) l top

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