新たに入会いただいた倶知安町の大家、Wさん。
「うちの物件を見に来ませんか?」という軽い気持ちでのご提案が、なぜかドンドン膨張してしまい、最終的に大家の会初となる家族同伴合宿ツアーになりました。
ニセコ・倶知安地域は、特にオーストラリアに対するプロモートが功を奏したことで開発が進んだわけですが、増加した観光業者の従業員やその家族、あるいは地元の若い夫婦向け賃貸住宅が慢性的に不足しています。
Wさんが建てたのは、そんなニーズに応えるオール電化の2LDK。
完成してまだ半年ほどのピカピカ物件です。

このグレードの賃貸物件は、倶知安町でオンリーワン。

一室にはマンスリー対応用の家具も置いてありました。
モダンなデザインでありながら、共用部には絵が飾られるなど、大家さんの愛情の感じられる賃貸マンションです。
さて、その後、宿泊するコンドミニアムにチェックイン。

こちらも完成してまだ半年という新築物件です。

そもそも、
コンドミニアムとは何か? 今回、これらコンドミニアムを運営する
北海道トラックスの取締役Oさんに、特別に複数の物件をご案内&説明していただきました。
仕組みとしては、賃貸で言う「分譲リース」に近いです。
区分所有をオーナーが(基本は投資目的で)購入し、賃貸として提供する。ただし、その期間が2年ではなく1泊からの旅館業としての運用。

北海道トラックスさんは、2003年から事業を開始。
当初1棟4ユニットからスタートし、現在は30棟150ユニットの自社物件を管理しているそうです。
実際の各部屋(各ユニット)のオーナーさんは別にいるわけですが、土地を取得して、建物を設計・建築し販売。更にその後の運用まで、北海道トラックスさんでは一貫して行っており、その業務の広さに驚きました。

特に管理するを前提に設計しているので、建物やデザインが物件を建てるごとに進化し、また入居者(お客さん)をオペレーションするテクニックもシンプルになっているようです。

例えば、宿泊させていただいた施設は、ホテルなら通常あるはずの「フロント」がありません。
時間を合わせて、スタッフが現地に足を運び、チェックインというより「入居立会い」という感じで部屋を借ります。

出る時は、鍵を置いてそのまま退室。(退去立会いはなし)
破損等万が一の場合に備えて、クレジットのカード番号を書く用紙が置いてあるくらいです。

戸建てのコンドミニアムもあります。
設置されている家具はオーダーで、独自のルートで仕入れているもの。
見えないところにコスト削減の努力があります。
また照明や素材の使い方、インテリア、間取り、窓、水周り、収納などの独自の工夫も興味深いものでした。

まったく縁遠い世界と思っていたコンドミニアムですが、グループで借りれば、かなりオトクということもわかりました。
調理器具や食器一式、食器洗機に洗濯機など用意されているので、長く滞在すればホテルに宿泊するより割安ですし、時間や空間的にもゆとりがもてます。
そんな不勉強な我々(自分だけ?)に対し、Oさんにはコンドミニアムビジネスについてのイロハを教えていただきました。
無茶な要望にも関わらず、親切に対応いただきましてありがとうございました。この場を借りて御礼申し上げます。

さて、その後もWさんが建てたコンドミニアムを見学・・・

ストイックに物件を回ります。
Wさんは後にこの物件を売却されたとのことで、これも特別に見せていただくことが出来ました。

部屋にMACが置いてあるのですが、これは地域初の試みだったそうです。
たしかにPCがあってネットが使えれば、スゴクベンリですよね。
そして・・・
お仕事はココで終了。
夜は、お待ち兼ねの
バーベキューパーティー!
総勢25名(最年少は生後5ヶ月!)で飲んで食べて、また飲んで・・・と夜が更けていくのでした。
(なお、翌日はゴルフに、ラフティングに、乗馬に・・・と皆さん散っていきました。。)
宿泊や食事の手配、スケジューリングなどWさんには本当にお世話になりました。参加者を代表いたしまして御礼申し上げます。
これに懲りずに、何卒、今後とも宜しくお付き合い下さい(笑